不妊治療に至るまでのお話
もくじ
不妊を疑い始めるまで
25歳で結婚、不妊治療を本格的に始めたのは28歳の頃でした。
夫とは遠距離恋愛の末結婚したので当初は
せっかく一緒に住み始めたし子供はまだ先でいいや!
と正直、ほしくなれば簡単にできるくらいに思い、しっかり避妊までしていました。
実際夫とは旅行したり2人の時間を楽しめたので悔いはありませんでしたが
その後の苦労をその時は想像だにしませんでした。
27歳の頃、ベビーをそろそろ迎えたいと思いゆるっと妊活を始めるも
おやおや...?全然ベビーが来ないぞ...??
ルナルナアプリで生理日もドンピシャ、排卵検査薬でも確認しているのにできない...
ゆる妊活から半年も過ぎた頃、少しずつ不安になっていました。
義務的な性生活にマンネリ
「妊活のための性交渉はマンネリ化する」と聞いたことがあった私は、
今まで特段大々的に「妊活のため」と夫に公言したことがありませんでした。
むしろ 確かに萎えるよね くらいに思ってしまっていました...
が、徐々に焦りを覚えた私はついに夫に相談。アプリの排卵予定日や検査薬の反応も逐一連携し、毎月お願いするようになりました。それでもなかなか来てくれないベビー。
「まだ焦らなくてもいいんじゃない?わざわざ通院までしなくてもそのうちできるだろうし、俺は今は2人でも楽しいよ」
夫は私が心過度に配しないように言ってくれたと思いますが、そのときの私は本当に焦っていたので
そんなに悠長なこと言ってられないのです!
と夫を説得。
しかしタイミングを合わせる性生活は、お互い仕事で疲れているタイミングの時もあり、マンネリ化していきました。
今後綴っていきますが、夫婦生活においては人工授精に切り替えてからのほうが、それはそれ、これはこれ!という感じで気楽でした。
不妊の現実を受け止める
妊活から1年半ほど経ったある日、ネット検索していると、
「定期的な性生活をしている夫婦で妊娠する確率は半年で5割、1年で9割、2年で10割。
妊娠を希望し1年間性生活を行っているにもかかわらずできなければ不妊症と定義」
というのを目にしてしまい...
私、不妊だ...
ついに自覚。薄々不安になっていたところだったためこの時初めて現実を目の当たりにして涙してしまいました。
そしてついに夫と相談し、不妊検査を決意しました。