そらふね バブとの奮闘記

会社員の不妊治療〜完ミワンオペ育児奮闘記

【人工授精】自然妊娠を断念した経緯と体験談

こんにちは。そらとぶふねです。

今回は人工授精にステップアップした経緯と体験談をお話しします。

 

もくじ

 

 

自然妊娠にこだわっていた理由

妊活序盤は、どこかで「不妊は自分とは関係のない話」だと思ってしまっていました。

タイミングさえしっかりとればすぐ妊娠できるだろうと。

現実を認めたくないという思いもありました。

主人は上記に加えて、人工的となるとリスクがありそうなどというイメージがあったようで、私以上に自然妊娠へのこだわりは強く持っていました。

当時は費用の助成金制度もさほどなかったため余計に躊躇していました。

 

人工授精にステップアップした転機

こうして私達夫婦が先に進めずにいた折、同じ職場でともに妊活をしていた

友人が、人工授精1回目で妊娠。想像より手順は簡単だったり身体への負担もなかったので、迷っているならステップしてはと助言してくれました。

さっそくその日家に帰って主人に話すと、やや気乗りしない雰囲気はありつつ、では次のタイミングでもだめだったらステップアップしようと言ってくれました。

正直やはり筆者も人間なので、一緒に妊娠を目指していた友人が妊娠したことによる喜びの反面、寂しさもあり..できれば同時期のバブがほしい!という気持ちにもなり、早くステップアップしたい!という気持ちになりました。

 

人工授精の流れ

通院先で精子を入れる容器と排卵検査薬をもらい、排卵検査薬が陽性になった時点で人工授精の予約を取るように指示を受けました。

 

1、排卵検査が陽性になった時点で病院を予約

ここで大変なのはそれに合わせて職場にもお休みの申し出をすること。以前のブログに書いたように、事前に多少日付がずれるかもしれないことを前提に休む目処を伝えておくと了解が得られやすくて良かったです。

 

2、通院日当日に精子を採取し、病院へ

こちらは旦那さんの協力が必要。

3.4時間程度以内に病院に持って行く必要があるので、朝イチの受診を予約して、主人には朝頑張ってもらいました。どうしても朝イチの予約が難しい時は時差出勤してもらったこともありました。

 

3、いざ人工授精

病院で受付を済ませ、形や動きに異常のない精子を機械でとりだしてもらい、人工授精へ。

人工授精は子宮に管を入れて精子をそこから入れてもらうのですが、ものの1分もしないうちに特に痛みもなく(管を入れる時に膣内が多少チクっとした時もありました)、本当にこれだけ?って感じで終わります。

 

4、人工授精後の体調

特段変わりはありませんが、感染症防止のために抗生物質を処方されました。

仕事は半休で行けそうなスケジュールですが、念のため終日休みで安静に過ごしていました。

膣内からドゥルンとした液体が出てくることがあってびっくりしたのですが、精子がでてきてしまったわけではないので問題ないらしいです。

 

万が一取り間違いってないの?

これは筆者も不安でしたが、通院先では精子を受け渡すための窓口が別室に用意されており、他の受診者がいなくなってから入室できるようになっていました。受診者の番号や名前を容器に記載されているのを目の前で声に出して確認をしてくれ、実際に人工授精する前にも番号、名前の確認と、容器の現物を見せて確認。確実に間違いのない体制で安心でした。

 

3回までで成功しなければステップアップ..

筆者は3回くらいが目処だ、と説明を受けました。

3回まででほとんどの人が受精するが、着床自体に問題がある原因があったり、人工授精では難しい原因がある場合はステップアップが必要な可能性が高いと。

もちろん4.5回目で成功する人もいるそうですが

筆者は3回目もダメで...

 

人工授精の前の日に妊活の鍼治療をうけて受精しやすくするツボを刺激してもらったり(高温期がしっかり続くようになるらしい)してたのに

本当に絶望しました..

 

ちなみに鍼や漢方では、少し乱れていた高温期が綺麗に続くようになったり、貧血気味だったのが良くなっていたのでそういった効果はあったのかなと。ただ、筆者は最終的に着床部分に問題があることが分かったため、効かなかったようでした..

 

うちひしがれながら主人に相談し、1度だけ体外受精にかけてみることにするのでした。